私が「良いチーム」と考えて思いだすこと。

ナミ

良いチームってどういうチームだろう?


チームを設立したばかりの頃によく考えることがありました。


そのときいつも私はある人を思い出していたんです。


その人物とはリアルの人物ではるか昔

私が高校生だったころの同級生です。


文化祭とある同級生



学生時代の私はどちらかというと

劣等生でクラスに溶け込めないはみ出し者でした。

勉強嫌いで成績も悪く何一つとりえもなかったし

入学してすぐに入った部活も先輩と軽いトラブルを

起こしてしまいいられなくなり結局すぐ退部。


授業をサボり、遅刻早退も頻繁に繰り返し先生達からも

怒られ、疎まれて最後には諦められていて

元来の人見知りな性格もあり友人も少なくて

話す相手といえばトイレでタバコを一緒に吸いながら

不良を気取り小さな武勇伝を大きく自慢しあい

排他的で後ろ向きな不満や自堕落な愚痴を吐き出しあう


当時の私と同じような学校嫌いの少数な仲間達・・><


まるで空虚で無意味な毎日でしたね。


将来に希望を見出せず学校生活に輝きを見出せず本当に辛く退屈な

そんなある意味灰色の高校生活の(笑

高校2年のときになぜか自分に

話しかけてくれた隣の席の女子がいました。


眼鏡をかけた真面目でおとなしい子で

休み時間は一人で本を読んでいたり
予習をしていたような記憶があります。


私が遅れて登校するといつも

「おはよう^^」と挨拶をしてくれ


授業が嫌になってしまい早退しようとしたら

「帰るの?さようなら」と声をかけてくれ


私が授業中に質問を当てられて

答えられないところはこっそりと

教えてくれるとても優しい女の子でした。


それで、夏が終わり文化祭の時期がやってきました。

毎日準備やら何やらで学校全体が浮足立って

クラスメイトも楽しそうに放課後出し物の準備をしたり

男女ともに仲の良いグループでワイワイ騒いでいる仲

彼女はただ一人、誰とも話さずに

一人でコツコツと出し物の準備をしていました。

それはいつもの光景

文化祭の準備だけではなくお昼休みや体育や実習の時間

登校や下校の時も同じでした。

いつだって彼女は一人。

はみ出し者の私でもなんとなくわかっていました。

理由はわかりませんでしたが

彼女はクラスの女子たちほぼ全員から

いじめられて無視されていたのです。


そして先生もそれは知っていました。

でも誰も彼女に手を差し伸べなかったし

彼女はクラスではまるで空気同然の扱いでした。


私だっておなじです。

彼女にいつも助けてもらいながら授業以外では彼女の事をさほど

気にも留めていませんでしたから。

彼女をいじめていたのは間違いなく先生も含めたクラス全員です。


文化祭がおわり翌日の教室で先生が満面の笑みで


「クラスの皆が一丸となった文化祭だった。

 とても良いクラスだ!!本当によくやった!」




皆喜んで盛り上がっているクラスの中

私はじっと隣の席の彼女をみていました。

その時彼女は俯いていまにも泣きそうな顔を

必死でこらえていたからです。


彼女にとってこのクラスは

良いクラスでもなんでもありません。

文化祭というイベントをほかのクラスメイトと

同じように楽しみたかったはずです。


私に積極的に話しかけてくれたのはクラスで孤立気味だった私に

きっとどこか親近感を感じていたからかもしれません。


思い出すのはきっと重なるから



話は戻ります。


「良いチームってどういうチームだろう?」


そう考えるとなぜか決まってあの時の

彼女と彼女の泣き出しそうな顔を思いだします。

それはきっとどこか同じだからです。


もしあの時、いつもおはようと挨拶をしてくれた彼女に軽く

頭を下げるだけじゃなく

ちゃんと「おはよう」と笑顔でかえしていたなら

もしあの時、彼女の辛い気持ちを聞いてあげていたなら

もしあの時、文化祭の準備を彼女と一緒にできたなら

もしあの時、泣き出しそうな彼女に
手を差し伸べることができていたら


もしあの時、彼女と一緒にここは良いクラスだと笑いあえていたら・・


もちろん私なんて何の力にもなれなかったかもしれませんが

でもそれでもあの時に。。


うまく言えないですが

私がDQで私が良いチームでありたいチーム仲間を大切にしたい


そう思っている気持ちと
彼女への想いはどこか重なるからでしょう。


現在彼女がどうしているかはわかりません。

たぶん

幸せな結婚をして子供なんか二人くらいできて
普通の主婦になっちゃって

もちろんこんなことはあり得ない話ですが(笑

たまたまDQを始めていてそれで偶然チームに入ってくれて


「ここは良いチームですね^^」


そういってくれる日が来て


「高校の文化祭はお互い楽しくなかったけど今は楽しいですね^^」


なんていえる日がひょっとしたら・・いつかきてくれないかな・・・?

なんてたまにふと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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ナミ
2013年の発売初期からDQ10をスローペースで続けているライトプレイヤーで初心者の方や復帰された方が集うTeam Cloud lx(チームクラウドナイン)のリーダーとして活動中。日々チーム仲間,ソロでアストルティアの世界をのんびり楽しく遊んでいます。
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