【ドラクエ10 雑記】「自分の弱み」が「個性」だと思えた出来事

アスラ

4月に入りましたねー!

もう春です!4月は就職や進学で環境が変わる時期でもありますね♪

ナミ

と、言っても桜とかまだ咲いてないしこないだ雪が降ったので

春だなぁとは思わないですがこれから温かくなるんでしょうね^^



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新社会人がまさかの1日で退職!



今回は完全リアルの話です。


先週職場にこの春大学を卒業した新社会人が入社してきたのですが
なんと1日で辞めてしまわれたんですね!



今までの人生会社を早々と辞める人はたくさん見てきましたが
さすがに入社1日で辞める人はさすがに始めてみましたね(笑)


思ったのと違う・・環境が自分に合わなかった・・


そういう理由だったのかどうかはわかりませんが
きっと自分が続けられないと思った何か理由があったのかもしれませんね。

それとも凄いブラック会社でこんなとこにいてはいけない!
と思ったのかもしれませんが(苦笑)


まぁもちろん、会社側、雇う側からしたら
ちょっとたまったものじゃないかもしれませんし

「まったく今の若いモンは根性が・・」とか

年配の先輩方はお決まりのセリフをおっしゃってましたし
その気持ちはわかりますが

実はこんなことを書いてる私も新社会人になって一番初めに
入社した職場を早々と辞めてしまった経験があるので

(さすがに1日ではありませんし、もうずいぶんと昔の話ですが^^;)

そういう人を見ると決して他人事とは思えないんですよねぇ。


もちろん一日で辞めるのはどうかと思いますが(笑)


ただですね、言い訳をしますと私の場合は仕事自体が嫌になったとか
環境が合わなかった、とかそういう事ではなかったんですよね。

私の新社会人の頃も実は・・




今回初めてお話しするかもしれませんが
私幼少のころから20代後半くらいまで「吃音症」で悩んでいたんですね。



「吃音」とは緊張したり、改まった場所とかで言葉が
上手く出てこない(精神的な病気?)疾患のことで

今は結構「吃音」という症状も比較的世間に知られてきたし
吃音に悩んでいるという若い人も増えているみたいですが
昔はまだそれほど知られてなかったかもしれません。

私は学生時代はまだそこまで悩まなかったのですが
大学を卒業するころの就職活動とか、
面接とかそういう場面になると言葉がでてこなくて

当時は面接も全然ダメで受けた会社は面接の時点で落ちまくりましたし、
ひどいときは自己紹介で自分の名前が言えなくて
面接官の方を慌てさせてしまったこともあったんですよ。


でも、なんとか吃音の症状が比較的でなかった面接の時の会社に
採用されても結局入社したら言葉が全然出てこない、
簡単な挨拶やまともな電話対応ができない。

入社早々「自他ともに認める使えないヤツ」でいるのが
苦しくて、辛くて結局会社に居づらくなり新卒で入社した会社を
数か月で逃げるように辞めてしまったんですね。

逃げるようにというか逃げ出したんです^^;





だから、その時期、その後は本当にもう滅茶苦茶辛かったし
大げさではなく「自分はこの先働くことができない、生きていけない」って
思ってしまいそれこそ自〇を考えたこともありました。


アスラ

おいおい( ゚Д゚)!

ナミ

・・・ここら辺の話とか普通に本一冊分くらいかけますし、
あまりに暗くなるので省略しますがなんで俺だけ人生ハードモードなの?

くらいにネガティブになっていましたね^^;


でもなんだかんだそんな勇気もなく
結局私は色々なバイトとかを数年間転々としていたんです。

学生時代に就職が決まった友人達が仕事を少しずつ覚えて
張り切っている話を聞くのが辛くて連絡を一切たち

まさに死んだように生きている、という感じでした。

「弱み」を「自分の個性」だと思えるようになった出来事



そんな数年間をすごしたのち幸いに吃音もある程度
改善してきたような気がしてきた20代半ば

このままではいけない、ちゃんと正社員で働きたい。
だから転職をしようと思いある企業に面接を受けたことがあったんです。


でもその時にその企業に受けた応募者が多くて採用もたった一人と聞いて
まず俺なんて受からないだろう、自分のツッコミ満載の経歴をみて


「なんで新卒で入社した会社をすぐやめたの?」「なんでいまバイトしてるの?」


って真っ先に突っ込まれるでしょうし、これは積んだなと諦めていたんです。

で、案の定面接になって突っ込まれたんです(笑)
その時に私は吃音の事とか正直に言えなくてもっともらしい嘘を突いたんです。


「新卒で入社した会社は自分のやりたことじゃなかった。
 その後体調を崩してバイトしていた。」



その場しのぎの嘘をついて「吃音」の事を隠して
その場を何とか綺麗になるべくぼろが出ないように終わらせたかったんです。


でも・・これでいいの?こんなんでいいの?間違いなく採用されねーだろ・・


面接の後に筆記試験、作文があって「会社に入って自分がやりたい事は」
みたいなテーマで作文を書かされたと思うんですが


そこでもうテーマとは全然関係なく


「さっきは嘘を突いてしまいました。私は吃音があり
 入社した会社を辞めてその後はそれを理由に正社員から逃げてバイトを‥」



みたいに開き直って一気に全部書いたんですね(笑)

作文とかはある程度すらすら書けたというか
子供のころ夏休みの読書感想文を書いたらちょっとした賞をもらったり
文章を書くと褒められることが多かったので比較的得意だったのもあって


今までの自分のろくでもない人生をありのまま書いて
そのまま提出してさっさと帰ったんです。

どうせ二度とこの会社にこないからいいだろという最悪な開き直りです><



当然落ちたと思ったのであきらめて次に切り替えようと思ったら
数日後その受けた会社から連絡があり
もう一度面接をしたいと連絡があったんですね。


「やばい、怒られるんじゃないか‥」


ビビりながらも面接にいったらその会社の社長と重役がいて
案の定社長に泣かされたんです(笑)


ただ、怒られて泣いたのではなく嬉しくて泣いたんですね。恥ずかしいんですが^^;


その面接で社長から


「作文を読んで君は今まですごく大変な思いをしてきたんだろうけど
 吃音を持っていても立派に仕事をしている人なんていっぱいいるし
 吃音は病気ではなく君の個性だよ。そもそも今全然普通に喋れているじゃないか?」



今でも覚えているんですがこのように言われて社長から採用をもらったんですね。
ある意味人生初めての採用だったので嬉しくて泣いてしまったんです^^;


その時がたしか26歳くらいで長い長ーいトンネルを
ようやく抜けたような気持ちになったのも今でも覚えています。


いくらだって軌道修正はできる



吃音が原因で今まで受けた面接がダメだったのに
吃音を隠さずさらけ出したことでそれが個性だと採用をもらったことはすごく嬉しかった。


この時の経験はその後の人生で自分の大切な大きな財産になっていると思います。


その後その会社でずっと働き(残念ながら震災で被災してダメになっちゃったんですが)
30歳くらいになった頃には吃音がほぼ改善されました。

そのころにはもう、誰かに「私吃音があるんですよ」って話しても
「えー全然わからないです」といわれるようになったし

現在ではもう日常生活や仕事に支障はきたさず生きていますし
吃音の事自体、自分でも忘れるくらいになりましたが

それでもやっぱり完全に治ったわけではなく、

今でもたまに話しづらいなぁ、
ちょっと言葉が出づらいなぁっていう事はたまにあるんです。


でももう全然気にしないというか
上手く話せても話せなくてもどうでもいいじゃん!個性だしね!って思うんですよ^^



この時期になり新社会人とかを見ると自分の悲惨すぎる
新社会人時代の過去を思い出してしまうのですが(笑)


こんなやつでもなんとか生きてきて
今元気にドラクエをやってブログも書いています。



なんというか、、人生って長いですよね。

辛い時の一瞬を切り取ってしまうと
まるで世界が終わったと思ってしまいがちですが

いくらだって軌道修正はできるしやり直しも聞くと思いますし(今の時代は特に)

たとえいまの辛い環境から逃げてしまったとしても
あとになってそれが良かったってことも往々にしてあるでしょう。


だから、、心が限界を迎えそうになったら孤独になったり
不安に思うかもしれませんがその環境から離れるのもありだと思います。



新学生の方も新社会人の方も今働いている方も
無理せずほどほどに頑張ってくださいね^^





PS

バージョン7に入りやることがふえましたが
まずはストーリーと竜術士のレベル上げを頑張っています。

チームの方で4月に若干のメンバー募集をかけようと思いますので
またその際は告知いたしますね。ではでは!


ナミ

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

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